Why don't you go? 番外編 その2
前回の続きです。前回の記事を読んでいない方はこちらをご覧下さい。
夜の9時くらいにアリゾナ州フェニックスのスカイハーバーインターナショナル空港に着きレンタカーを借りにレンタカー会社のカウンターに行きましたが・・・。初レンタカーだったので、どこの会社を選んで良いかも、料金もよくわからずとりあえず日本でも聞いたことのあるハーツを選びました。カウンターに行って車を借りたいことを片言の英語(当時は全くといっていいほど英語が話せませんでした)で話し、紆余曲折あったものの何とか無事車を借りることができました。
初めてのレンタカーに戸惑いながら、何とか運転してハーツのガレージから車を出しました。しかしどこに行ったらいいか全くわからず、空港内の道路脇に車を止めてNYから持ってきた地図を取り出し考えました。
考えること数分、地図の下の方にテキサス州El Paso(エル・パソ)を見つけ、とりあえずここに向かおうと思い車を走らせました。
しかしなぜEl Pasoか? だいぶ前のことなので、記憶があやふやですがウエスタンブーツのメーカーTony Lamaの工場があり、ちょっと行ってみようかくらいに思ったのではと思います。
後でわかったことですが、ちょっと行ってみるような距離ではなくEl Pasoははるか遠くにあったのでした。
El Pasoへはインターステート(州間高速道路)10号線を南下するのが近道に思えたのでとりあえず10号線をひたすら南に向かいました。
一時間ほどすると緊張が解け疲労感がどっと押し寄せてきました。既に夜の11時、眠くなったので今夜の宿をCasa Grande(カーサ・グランデ)という町で探しました。Casa Grandeとはスペイン語で大きな家という意味で、ここにはアメリカ先住民の巨大な住居の遺跡、まさにCasa Grandeが保存されていました。
Casa Grandeの町で一軒のモーテルを見つけ、フロントに入ろうとしましたが、鍵がかかっていて入れませんでした。思い切って数回ノックしてみると男が寝起きのような顔で出てきて不機嫌そうに脇にあった「No Vacancy」のネオンサインを指さし、また扉を閉めました。何のことやらわからずそのサインを眺めていてやっと気づきました。「No Vacancy」とは空き部屋無しという意味だということを・・・。当時英語の話せない僕は「Vacancy」、「No Vacancy」の意味がごっちゃになっていて「Vacancy」は「満室」、「No Vacancy」は「満室ではない」と勘違いしておりました。今思い出すと赤面してしまいます・・・。
疲れてヘトヘトになっていた僕は、そのままベッドに倒れこみ朝まで熟睡したのでした。翌日スッキリして、外の景色でも眺めてみようと思いモーテルの部屋の扉を開けてびっくり!!
そこには今まで見たことのない、青い空が広がっていました。
「その2」はここまで。「その3」も暇を見つけて追々アップします。
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夜の9時くらいにアリゾナ州フェニックスのスカイハーバーインターナショナル空港に着きレンタカーを借りにレンタカー会社のカウンターに行きましたが・・・。初レンタカーだったので、どこの会社を選んで良いかも、料金もよくわからずとりあえず日本でも聞いたことのあるハーツを選びました。カウンターに行って車を借りたいことを片言の英語(当時は全くといっていいほど英語が話せませんでした)で話し、紆余曲折あったものの何とか無事車を借りることができました。
初めてのレンタカーに戸惑いながら、何とか運転してハーツのガレージから車を出しました。しかしどこに行ったらいいか全くわからず、空港内の道路脇に車を止めてNYから持ってきた地図を取り出し考えました。
考えること数分、地図の下の方にテキサス州El Paso(エル・パソ)を見つけ、とりあえずここに向かおうと思い車を走らせました。
しかしなぜEl Pasoか? だいぶ前のことなので、記憶があやふやですがウエスタンブーツのメーカーTony Lamaの工場があり、ちょっと行ってみようかくらいに思ったのではと思います。
後でわかったことですが、ちょっと行ってみるような距離ではなくEl Pasoははるか遠くにあったのでした。
El Pasoへはインターステート(州間高速道路)10号線を南下するのが近道に思えたのでとりあえず10号線をひたすら南に向かいました。
一時間ほどすると緊張が解け疲労感がどっと押し寄せてきました。既に夜の11時、眠くなったので今夜の宿をCasa Grande(カーサ・グランデ)という町で探しました。Casa Grandeとはスペイン語で大きな家という意味で、ここにはアメリカ先住民の巨大な住居の遺跡、まさにCasa Grandeが保存されていました。
Casa Grandeの町で一軒のモーテルを見つけ、フロントに入ろうとしましたが、鍵がかかっていて入れませんでした。思い切って数回ノックしてみると男が寝起きのような顔で出てきて不機嫌そうに脇にあった「No Vacancy」のネオンサインを指さし、また扉を閉めました。何のことやらわからずそのサインを眺めていてやっと気づきました。「No Vacancy」とは空き部屋無しという意味だということを・・・。当時英語の話せない僕は「Vacancy」、「No Vacancy」の意味がごっちゃになっていて「Vacancy」は「満室」、「No Vacancy」は「満室ではない」と勘違いしておりました。今思い出すと赤面してしまいます・・・。
疲れてヘトヘトになっていた僕は、そのままベッドに倒れこみ朝まで熟睡したのでした。翌日スッキリして、外の景色でも眺めてみようと思いモーテルの部屋の扉を開けてびっくり!!
そこには今まで見たことのない、青い空が広がっていました。
「その2」はここまで。「その3」も暇を見つけて追々アップします。
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- 2006/05/05(金) 14:20:26|
- Southwest(アメリカ南西部、アリゾナなど)|
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